常温保存に最適な野菜!長持ちさせるための保存テクニック

常温保存に最適な野菜!長持ちさせるための保存テクニック
  • 冷蔵庫に野菜が入りきらない
  • 常温保存できる野菜ってある?
  • 野菜を長もちさせたい!

新鮮でおいしい野菜を手に入れても、適切に保存しなければ無駄になることもあります。本記事では常温保存に適した野菜や不向きな野菜、保存方法、コツなどを詳しく解説します。

記事を読めば、野菜それぞれに適した保存方法が分かり、常温保存できる野菜を長持ちさせ、家計の節約も可能です。

★この記事の執筆者★

ミドリ
✅ 食品・農業系ライター
✅ オーガニックコンシェルジュ
✅ 元・自然食品店員10年
✅ 無農薬農家さん指導のもと畑作りを勉強中
菜々ちゃん
(野菜の妖精)
✅ ミドリの食の師匠(?)
✅ 野菜にまぎれて
 やってきた妖精

常温保存に適した野菜

常温保存に適した野菜は、冷蔵庫なしで鮮度を保つことが可能です。イモ類が代表的ですが、果菜類、葉茎菜類の中にも常温保存できるものがあります。

適切な環境で保存すれば、長持するだけでなく、味や栄養価も保てます。常温保存に適した野菜は以下の通りです。

常温保存に向いている野菜は、水分の少ないものが多いです。特徴を解説します。

イモ類

イモ類は常温保存に適した野菜です。じゃがいもやさつまいも、里芋などに代表されます。

イモ類は水分が少ないため腐敗しにくいです。皮は微生物の侵入を防ぐ効果があり、適切に保存すれば常温で長く保存できます。

またイモ類は低温に弱いことも、常温保存が好ましい理由のひとつです。低温で保存すると甘みが減り、食感が悪くなります。

菜々ちゃん
菜々ちゃん

20℃を超えると発芽しやすくなるので、常温でも15℃以下で保存しましょう。

果菜類・葉茎菜類の一部

果菜類の中でもトマトやナスは常温での保存が適しています。

トマトは低温で保存すると甘みが落ちるため、常温保存がおすすめです。ナスは低温障害を受けやすく、冷蔵庫だと種が黒く変色したり、果肉が空洞になったりします。

ただしどちらも水分が多い野菜なので、常温はあまり日持ちがしません。早めに食べきるか、多少味が落ちても冷蔵するか、どちらかが良いでしょう。

ミドリ
ミドリ

味を取るか、日持ちを取るか、難しいところね。私は美味しいうちに食べちゃう!

常温保存に不向きな野菜

常温保存に不向きな野菜は多いです。水分が多いものは常温では傷みやすいため、冷蔵庫での保存をおすすめします。主に以下の野菜が該当します。

葉物野菜

葉物野菜は常温保存に不向きです。レタスやほうれん草、小松菜などの葉物野菜は水分が多く、冷蔵保存が適しています。

常温で保存すると、短期間でしおれや黄ばみが生じます。細菌が繁殖するリスクも高まるため、鮮度を保つには冷蔵保存が必須です。以下のポイントに注意して保存しましょう。

  • キッチンペーパーで包んで保存袋に入れる
  • 葉物野菜同士を重ねない(通気性が悪くなるため)
  • エチレンガス発生源(リンゴやバナナなど)と離す

冷蔵保存が最適です。常温保存はおすすめできません。適切な方法を守ると、葉物野菜の鮮度を長く保てます。

もやし

もやしは常温保存に向きません。低温を好むため、野菜室ではなく冷蔵室に保存しましょう。もやしの成長が抑えられ、新鮮さを保つことができます。

もやしを長持ちさせる一番の方法は水に浸すことです。タッパーなどに入れ、水をかぶるくらい注いでください。。冷蔵室に保存すれば10日くらいもちます。

菜々ちゃん
菜々ちゃん

鮮度を保つためには、冷蔵庫での保存をおすすめします。冷蔵室で保管すれば、水分の蒸発を抑え、鮮度を長持ちさせられます。

キノコ類

キノコ類は常温保存に適さない野菜です。水分が多く傷みやすいため、冷蔵庫に保存するのが最適です。光と湿気に弱いので、紙袋やキッチンペーパーで包んで保存袋に入れてから冷蔵庫に入れましょう。

生しいたけは傘を下にして保存しましょう。長期保存を考えている場合は乾燥させる方法もあります。新鮮なキノコを楽しむなら、できるだけ早めに食べ切るのがおすすめです。

ミドリ
ミドリ

キノコの風味や食感を最大限に楽しむには、購入後なるべく早く調理して食べるのが一番です。

【野菜別】常温での保存方法

野菜の常温保存方法は種類によって異なります。直射日光を避け、風通しの良い涼しい場所で保存するのが基本です。

正しい保存方法を知ると、野菜の鮮度と味を長く保てます。以下に、じゃがいもやたまねぎ、トマト、ナス、白菜の保存法を詳しく解説します。

じゃがいもの保存法

じゃがいもは直射日光を避け、涼しい暗所で保存しましょう。日に当たると皮が緑色に変色し、毒性のあるソラニンを発生する可能性があります。

保存方法

じゃがいもの保存方法は以下の通りです。

  • 新聞紙やペーパータオルに包む
  • 風通しの良い冷暗所に保存する
  • 直射日光を避ける
  • 温度は10〜15℃に保つ

※梅雨~夏は冷蔵庫の野菜室で保存します。冷蔵保存する場合は、ペーパータオルで包んで保存袋に入れましょう。

保存期間と注意点

保存期間は約1か月。保存中は定期的に状態をチェックし、芽が出たら取り除きましょう。緑色になったり、芽が伸びすぎたものは食べないようにしてください。

ミドリ
ミドリ

芽も少しなら取り除くだけで大丈夫!早めに消費しましょう。

たまねぎの保存法

たまねぎの湿気に弱いので、風通しの良い暗所が適しています。新聞紙に包んだり、ネットに入れて吊るすとさらに効果的です。

保存方法

乾燥した場所を選びましょう。保存方法は以下のとおりです。

  • 新聞紙やペーパータオルに包む
  • 風通しの良い冷暗所に保存する
  • 直射日光を避ける
  • 温度は10〜15℃に保つ

※梅雨~夏は冷蔵庫の野菜室で保存します。冷蔵保存する場合は、ペーパータオルで包んで保存袋に入れましょう。

保存期間と注意点

保存期間は約1~3か月。芽が出たり傷んだりしたら、早めに消費してください。

芽にはじゃがいものような毒性はありません。食べても大丈夫ですが、実の栄養が芽に吸い上げられるので、すぐ消費することをお勧めします。

菜々ちゃん
菜々ちゃん

皮をむいたものや、カットしたものは冷蔵庫の野菜室に入れましょう。

トマトの保存法

トマトの保存法は、熟度によって異なります完熟したトマトは冷蔵庫で、未熟なものは常温で保存するのが適切です。常温の方がトマトの甘みを楽しめます。

保存方法

常温での保存方法は以下の通りです。

  • 新聞紙やペーパータオルに包む
  • へたを下にして置く
  • 風通しの良い場所に置く
  • 直射日光を避ける
  • 室温は15度以下に保つ

※梅雨~夏は冷蔵庫の野菜室で保存します。冷蔵保存する場合は、ペーパータオルで包んで保存袋に入れましょう。

保存期間と注意点

保存期間は約3日~1週間。冷蔵だと約1~2週間です。冷やすと甘みが落ちてくるので基本的には常温がおすすめ。長く持たせたいなら最初から冷蔵保存してください。

ミドリ
ミドリ

青いままのトマトを冷蔵庫に入れると熟成が進まず、腐りやすくなります。室温で追熟させてから食べるのがポイントです。

ナスの保存方法

ナスは常温保存が適しています。冷やしすぎると種が黒くなる低温障害が起きるからです。ただし長持ちさせるのは難しいので、2、3日で使わない場合は冷蔵庫の野菜室にいれてください。

保存方法

  • 新聞紙やペーパータオルで包む
  • 保存袋に入れる
  • ヘタを上にして立てて保存する
  • 風通しの良い場所に置く
  • 直射日光を避ける
  • 室温は15度以下に保つ

※梅雨~夏は冷蔵庫の野菜室で保存します。冷蔵保存する場合も、ペーパータオルで包んで保存袋に入れてください。

保存期間と注意点

保存期間は2、3日です。冷蔵庫の野菜室なら約1週間はもちます。

常温でも野菜室でも、ペーパータオルで包んだ後、保存袋に入れてください。ナスは乾燥に弱いので、保存袋に入れると瑞々しさを保てます。

ミドリ
ミドリ

ヘタの部分から傷みやすいので、ヘタを上にして保存しましょう。

白菜の保存法

白菜を丸ごと保存すると、常温保存できて長持ちします。

保存方法

  • 新聞紙で包む
  • 立てて保存する
  • 風通しの良い暗所に置く
  • 直射日光を避ける
  • 室温は15度以下に保つ

※梅雨~夏は冷蔵庫の冷蔵室で保存します。冷蔵保存する場合は、ラップでぴったり包んで保存袋に入れましょう。

保存期間と注意点

保存期間は約2週間です。カットした白菜はラップで包んで保存袋に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。カットした状態だと傷みやすいので、野菜室より冷蔵室の方が適しています。

ミドリ
ミドリ

芯は成長を促すので、くりぬいて取り除いてください。

野菜をおいしく常温保存するコツ

野菜を常温でおいしく保存するコツは以下の2つです。

野菜の種類に応じた対応も必要です。常温保存のコツを実践すると、野菜の鮮度と栄養価を長く維持できます。

» 野菜の種類別の保存方法や長持ちさせるコツを徹底解説!

適切な保存場所を選ぶ

適切な保存場所は、野菜を常温で長持ちさせるために重要です。直射日光を避け、風通しの良い涼しい場所を選べば、野菜の劣化を防げます。

湿気は野菜の腐敗を早めるので湿気の少ない場所が適しています。適した保存場所は、以下のとおりです。

  • 台所の棚や食器棚の下段
  • 野菜専用の保存ラック
  • 風通しの良い廊下
  • 玄関の日陰
  • エアコンの風が直接当たらない場所
  • 熱源から離れた場所

床からやや高い位置に置けば、湿気や虫から野菜を守れます。

ミドリ
ミドリ

食品ロスの削減にもなるし、経済的にも環境的にもメリットがいっぱい!

一緒に保存しない方がいい食品を避ける

一緒に保存しない方がいい食品を避けると、野菜は長持ちし、無駄なく消費できます。エチレンガスを発生する果物(リンゴやバナナ、メロンなど)は他の野菜から離して保存します。

強い香りのある食品(ニンニク、玉ねぎなど)は他の野菜と分けて保管すると効果的です。

水分を吸収しやすい野菜(キャベツ、レタスなど)は湿気の多い食品から遠ざけましょう。腐りやすい野菜は他の野菜から隔離が必要です。

野菜の常温保存に関するよくある質問

野菜の常温保存に関する疑問を解消するため、よくある質問と回答をまとめました。

野菜の変色を防ぐ常温保存の方法は?

適切な保存方法により、野菜の変色を防げます。常温保存でも、工夫次第で変色を最小限に抑えることが可能です。以下の方法が効果的です。

  • 風通しの良い場所を選ぶ
  • 直射日光を避ける
  • 新聞紙やペーパータオルで包む
  • 適度な湿度を保つ(一般的には50~70%)

変色を防ぐ方法を組み合わせると、野菜の鮮度を長く保てます。

エチレンガスを放出する果物と一緒に保存しないことも大切です。エチレンガスは野菜の熟成を促進するので、分けた保存がおすすめです。

菜々ちゃん
菜々ちゃん

定期的に野菜の状態をチェックし、傷んだ部分は取り除きましょう。他の部分への影響を防げます。

常温で野菜が早く腐る原因は?

常温で野菜が早く腐る原因は複数あります。

主な原因は、高温多湿な環境や直射日光です。野菜の水分が蒸発しやすく、細菌やカビの繁殖を促進します。野菜に傷がある場合も、細菌が侵入しやすいため腐りやすいです。

主な原因は以下の通りです。

  • 高温多湿な環境
  • 直射日光
  • 傷や虫食い
  • 他野菜のエチレンガス
  • 風通しが悪い
  • 表面の水分

エチレンガスを発生する果物や野菜と一緒にする場合も、腐敗が早まります。適切な換気がない場所での保存も、腐敗の原因です。野菜の周りに湿気がこもりやすいためです。

洗ってからの保存は、野菜の表面に水分が残り、腐敗の原因になります。洗った場合はしっかり水気をふき取りましょう。

適切な温度管理がされていない場合も、野菜の鮮度が保てません。熟れすぎた野菜を放置すると、周りの野菜にも悪影響です。

ミドリ
ミドリ

原因を避ければ、野菜の鮮度を長く保てます。

常温保存中の野菜の状態をチェックするには?

常温保存中の野菜の状態をチェックするには、以下の点に注意しましょう。

  • 腐敗や変質していないか確認する
  • 傷や虫食いがないか確認する
  • 風通しと遮光と気温、湿度が保たれているか確認する
  • 保管場所の清潔さが保たれているか確認する

適切に保存しても、日が経つにつれて環境や状態が変わる場合もあります。定期的に野菜の状態を確認しましょう。確実に長期保存したければ冷凍保存という手段もあります。
» 野菜を美味しく冷凍保存する方法を解説

まとめ

野菜の常温保存について、適切な方法を知ると鮮度と栄養価を長く保てます。イモ類や一部の野菜は常温保存に適していますが、葉物野菜や水分の多い野菜、キノコ類は向いていないことがほとんどです。

ミドリ
ミドリ

野菜それぞれの特性に合わせた保存方法を選びましょう。

常温保存の方法を正しく理解し実践すれば、野菜の鮮度を保ち、無駄なく消費できます。家計の節約にもつながり、環境にも優しいです。
» まとめ買いで賢く節約!おすすめ商品と失敗しないコツを解説